全国夏の甲子園大会では毎年プロ注目の選手たちが活躍し、熱い戦いを繰り広げます。本格派投手として注目を集める創成館(長崎)の伊藤大和(いとうやまと)選手もドラフト候補の1人で、見事夏の甲子園出場の切符をつかみました!
2018年夏の甲子園は8月2日(木)の16時から組み合わせ抽選会が行われ、8月5日(日)から甲子園球場で開幕します。
夏の甲子園で活躍の期待がかかるプロ注目選手「伊藤大和」のプロフィールやプレーヤとしての特徴、ドラフト評価などについてお伝えしていきます。
伊藤大和(いとう・やまと)のプロフィール
出身地:福岡県うきは市
生年月日:2000年6月24日
身長:182㎝
体重:75㎏
ポジション:投手(右投げ左打ち)
経歴:軟式少年野球→うきは市立吉井中学野球部→創成館高校野球部
小学生、中学生と野球に打ち込む毎日を送り、投手として活躍。創成館高校野球部をしたが、2年夏に腰椎分離症になり、投げられなくなる時期がありました。しかし、そのケガをきっかけに新たなフォームとなる伊藤大和選手の代名詞【二投流】を手に入れ、創成館のセットアッパー・抑えとして活躍し春の大会ベスト8を果たしました。
伊藤大和の特徴
伊藤大和選手は、スリークウォーター気味とサイドスロー気味の二つの投球フォームを使い分ける変幻自在の投手です。
もともと上から投げる投球フォームでしたが、コントロールに課題があったこととケガを気にサイドスローにも取り組んでみたところ、これがフィットし、今では2種類の投球を打者によって使い分ける投球術を身につけました。
最速は141㎞とさほど早くはありませんが、打者の動作やクセなどからスリークウォーターかサイドストローかを使い分ける観察眼に優れています。腕の振りも速いため、下手投げ方来るストレートには球速以上のノビもあります。
変化球はスライダー・カーブ・チェンジアップ・スプリットと4種類を投げ分け、2つ投げ方も併せてバリエーションの多い投球が持ち味です。
ドラフト評価
ロッテ・広島の2球団が注目しています。ロッテは投手の素材という観点から注目をしているようです…2投流なんてそうそうできるものではないですからね。広島は伊藤選手がサイドスローに変わって間もない時期から注目をしています。
夏の甲子園の活躍次第では、ドラフトに入ってくる可能性は大いにあると思います。
まとめ
プロ注目のドラフト候補「伊藤大和」についてお伝えしてきました。
現代はやりの二刀流ならぬ2投流という、めずらしい投手として注目を集めていますが、サイドスローに関してはまだ1年足らずの経験しかない状況です。
これからの伸び率は非常に期待できますし、なんといっても他の人が真似してもできないことをやってのける器用さからみても野球の才能に恵まれていそうですね。
夏の甲子園では、2投流に注目してみてはいかがでしょうか。